スパイスでカレーを作るのは難しくない
こんにちは、みぞっちべっちです(Twitterハンドルネームセルフ開示)。
クリスマスですね。クリスマスの食材といえば鶏肉なのでバターチキンカレーを作りましょう。せっかくなんでスパイスから作って家族とかにイキり散らしましょう。
スパイスの役割
ただレシピだけ書いたんじゃつまらないので、とりあえずカレーにおけるスパイスについて色々書いてみます。
さて、料理でのスパイスの役割は、主に香り、辛味、色を付けることです。
まず、今回使用するスパイスをリストアップします。
香りをつける
-カルダモンシード
-クミン
辛味をつける
-カイエンペッパー
色をつける
スパイスに対しどの役割を期待するかは料理ごとに様々ですが、カレーの場合はこれらのすべての役割を求めています。今回のレシピはバターチキンカレーということでマイルドめに仕上げていきますが、スパイスの量が多少違うだけでもずいぶんと食べたときのの印象が変わるものです。今回のレシピでは使うスパイスの種類も少なく基本的なものばかりですが、気になったスパイスを使う形にアレンジしてみるのも面白いと思います。味の保証はしかねますが。
補足
カイエンペッパーとは赤唐辛子のパウダーです。同じ赤唐辛子のパウダーにチリペッパー、レッドペッパーがあります。メーカーによっては製法に違いがあったりもしますが基本的には同じものなので代用可能です。
では早速レシピの方を。
材料(4人分)
鶏もも肉 500g
カットトマト缶 1缶(400g)
無塩バター 45g×2
水 200cc+15cc
生クリーム 100cc
すりおろしにんにく 小さじ1
すりおろししょうが 小さじ1
砂糖 小さじ3
塩 小さじ1
薄力粉 小さじ3
【A】
ヨーグルト 50g
コリアンダー 小さじ1
クミン 小さじ1
パウダースパイス
ターメリック 小さじ1
コリアンダー 小さじ2/3
クミン 小さじ2/3
カイエンペッパー 小さじ1/2
オールスパイス 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
ホールスパイス
カルダモンシード 6粒
作り方
- 鶏肉の皮をはぎ、食べやすいサイズに切ります。力任せに引きちぎるぐらいの気持ちで行くと楽に分離できると思います。皮は捨てていいですが、皮で適当な料理も作れるとオシャレ度が高いです。
- 先程の鶏肉をボウルに移し、【A】と混ぜ合わせてもみこみ、冷蔵庫に置きます。1時間ぐらい置くといいと思います。
- 大きめのフライパンでバター45gを中火で熱し溶かします。ある程度溶けてきたらカルダモンシードを投入して炒めましょう。
- カルダモンが膨らんできたらおろしにんにく、しょうがを加えて炒めます。入れるとき結構な勢いでバターが跳ねるのでやけどに注意してください。
- しばらく炒めると全体的に色づいてきます。カルダモンからは泡が出てきているのを確認して、トマト缶と水200ccを加えて強火で熱し、沸騰させます。一呼吸おいてから弱火にして蓋をします。
- 10分放置します。Twitterでも眺めて待ちましょう。
- 冷蔵庫に置いていた鶏肉を加え、パウダースパイス、塩、砂糖も加えて混ぜます。強火にして沸騰させ、一呼吸置いて弱火にし蓋をします。
- 再び10分Twitterタイムです。
- 強火にして沸騰させ、薄力粉を水15ccで溶いたものを加えます。全体に混ざったら弱火に戻します。
- 生クリーム、バターの残りの45gを投入します。弱火のまましばらく煮込んで馴染ませます。
- 味見をして必要であれば塩や砂糖、カイエンペッパーの量を調整します。とろみが足りなければ9.と同じように適当な量の小麦粉を同量の水で溶いて加えてください。